ポピーの芽生え

春の訪れを感じるここ数日。

ふと気が付くと、ピートバンに見覚えのある芽がちょこんと見える。

今年に入って「室内だから育つのでは?」とピートバンに種まきしたポピーの芽だ。

サカタのタネ タネまき土 ゴールデンピートパン アマチュア用

 

まいた種の割に発芽した数は少なく、発芽したものもすぐに枯れてしまった。(枯れたのは自分の世話が足りなかったのだが。)

その後、水をやっても一向に発芽しないので水やりもやめ、代わりに余っていたほうれん草などを撒いていたのだが、最近になって発芽したほうれん草の周りにチョコチョコと可愛らしい双葉が見えてきた。

 

そうか、春に気づいて顔を出したのか。

 

毎日天気予報で気温や花粉情報チェックしたり、カレンダーを見たりして、やっと春だと認識する人間に比べて、植物はなんと自分に正直で賢いのか。

条件が揃わないと一向に出てこないのに、揃ったとたんに一斉に芽生え出す。

 

そういえば、登下校の通学路にもオオイヌノフグリホトケノザナズナなどが元気に咲いている。駐車場にも様々な種類の緑が増えてきた。ポピーに芽生えは、春の訪れとともに、雑草と呼ばれる彼らとの闘いの幕開けも知らせてくれた。