フーちゃんの遊び「郵便屋さん」

フーちゃんは工作が好きだ。

空き箱を見つけると、和室にこもり、何かしら作り始める。
今回は彼が注文したAmazonの空き箱を見つけ、作り出したのは「ポスト」だそうだ。
 
「これはね、みんながお手紙入れるポストなの。家族みんなが入れていいの。配達はわたしがするんだ。」
 
フーちゃんワールドは止まらない。ポストが出来ると、お手紙配達用のバッグを布で自作しようとした。結局、希望のデザインのものを私が作ったのだが。
 
そんなわけで郵便屋がオープン。
家族も遊び半分で投函。これが何気に面白い。
平日は子ども達との時間が取れない彼が、手紙で週末の過ごし方を約束してたり。
最近ケンカばかりのヒーちゃん、フーちゃんが、手紙で質問をしあったり。
日常で私が叱った後の子ども達へ、フォローする手紙を送ったり。
 
遊んでばかりいた去年(フーちゃん小学1年生)と違い、お姉ちゃんは部活だし、お母さんも仕事を始めたし、お父さんはスマホいじりばかりだし・・・と中々自分のやりたい遊びが出来なくなったフーちゃん。自ら全員が絡む遊びを編み出したわけだ。
 
そんなフーちゃんが私にくれる手紙は基本「大好き」というメッセージ。色んなバージョンで伝えてくる。「大」が○○個とか書かれたり、たくさん書かれた「大」の中に「太」が混ざっていたり。さすがフーちゃん。単純なメッセージでもクリエイティブだ。